料理研究家 島本美由紀先生のおいしく長持ち!食品保存のテクニック料理研究家 島本美由紀先生のおいしく長持ち!食品保存のテクニック

鮭(サーモン)の切り身の保存

鮭(サーモン)の旬は秋。焼き鮭や炊き込みごはん、鍋物などにおすすめで、身の色が鮮やかなのでほぐしてチャーハンやパスタと合わせると美しく仕上がります。

購入したら保冷剤や氷などと一緒に保冷バッグに入れて、速やかに持ち帰り、なるべく早く冷蔵庫に入れましょう。購入するときは、鮮やかな色で身の断面にハリとつやがあり、パックにドリップが出ていないものを選びましょう。

今回は鮭(サーモン)の切り身の保存方法を紹介しますので、まとめ買いなどをされる場合の参考にしてください。

冷蔵保存

当日使うならパックごとすぐにチルド室に入れましょう。チルド室は冷蔵庫の中ではもっとも温度が低く設定されているので、鮮度を最大限保つことができます。

翌日使うものや残ったものはパックから取り出し、ペーパータオルで包んでポリ袋に入れ、チルド室で保存しましょう。余分な水分を拭き取ることで保存するとおいしく保存ができます。保存期間は消費期限内。

冷凍保存

鮭(サーモン)の切り身は1切ずつ冷凍用の保存袋に入れて冷凍

表面に塩を振って余分な水分をペーパータオルでふき取り、1切れずつラップでぴったりと包んでから、冷凍用の保存袋に入れて冷凍する。保存期間は1か月。

ちなみに下味をつけてから冷凍すると、調味料がしっかりと染み込むのでパサつきを防いで食感もやわらか。生臭みも気にならなくなります。

おすすめは鮭のヨーグルト味噌漬け。生鮭(サーモン)2切れにプレーンヨーグルト大さじ3、味噌大さじ2を合わせたものを塗って冷凍する。調味料が乾燥を防いでくれるので保存期間は3か月。解凍してタレをしっかり拭き取ってから魚焼きグリルで焼くとおいしいですよ。

焼き鮭

島本美由紀

  • 料理研究家
  • 食品ロス削減アドバイザー 消費者庁食品ロス削減推進大賞委員長賞受賞
  • ラク家事アドバイザー
  • 冷蔵庫収納&食品保存アドバイザー
  • 防災士(防災食&備蓄アドバイザー)

料理研究家・食品ロス削減アドバイザー。実用的なアイデアが好評で、誰もがマネできるカンタンでたのしいレシピを考案。食材をムダにしないレシピや時短料理が得意。活動は料理だけにとどまらず、ムダを出さない冷蔵庫収納や食品保存のコツを提案。冷蔵庫収納や食品保存アドバイザー、防災士など多彩な肩書を持つ。雑誌やテレビを中心に活躍し、著書は80冊を超える。一般社団法人「食エコ研究所」代表理事でもある。

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