料理研究家 島本美由紀先生のおいしく長持ち!食品保存のテクニック料理研究家 島本美由紀先生のおいしく長持ち!食品保存のテクニック

お茶碗に盛られたごはん
ごはんを美味しく長持ちさせる正しい保存方法と炊きたての味をキープする冷凍のコツ

日本の食卓には欠かせない元気を作るパワーの源「ごはん」。炊いたごはんが残った時、みなさんはどう保存していますか?

炊飯器で炊いたごはんを保温したまま長くおいてしまうと、熱によってごはんの水分が失われ、ツヤがなくなり黄色く変色してしまいます。

冷蔵室や冷凍室などに入れて保存する方がほとんどですが、温めなおしたときにおいしくないと感じる方も多いそうなので、今回は残りごはんをおいしく保存するコツをご紹介します。

炊飯器の保温機能を使わないことで節電にもつながりますよ。

ごはんのでんぷんは0~3℃の低温で保存すると劣化しやすく、冷蔵室の温度は3℃のため、冷蔵室で保存するとごはんの食感が悪くなりパサついてしまいます。

基本的に冷蔵室での保存はNG。炊いたごはんが残ったらすぐに冷凍保存するのがおすすめですが、冷蔵室で保存するならラップでぴっちりと覆って、チャーハンやリゾットなどにするとおいしくいただけます。

冷ましてから包むのはNG?!炊きたての湯気ごと包んで冷凍保存

ラップして保存袋に入れたごはん

ごはんをおいしく冷凍するには、炊き上がったごはんを蒸気ごとラップで包むのがポイント。ごはんを冷ましてから包むと水分が抜けてしまいます。

1食分ずつに分けてラップで平らに包み、粗熱が取れたら冷凍用の保存袋に入れて冷凍します。保存期間は1か月。

常温保存は味が落ちる?お米のおいしさを守る「野菜室」保存のすすめ

ポリ袋に入ったお米

お米のおいしさを長く楽しむためには保存方法も大切。

通常、精米したお米がおいしく食べられる期間は、2週間から3週間程度。15℃を超えた場所で保存するとお米が酸化して味が落ちてしまうので、気温が高い時期は常温保存ではなく、密閉容器などに移し替えて、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

ポリ袋に2合・3合と使いやすい分量ごとに入れておくと便利です。

お米は0~15℃の場所で保存するとおいしさをキープすることができ、虫の発生なども防ぐことができます。冷蔵での保存期間は約2か月。おいしさを長く楽しめます。

島本美由紀

  • 料理研究家
  • 食品ロス削減アドバイザー 消費者庁食品ロス削減推進大賞委員長賞受賞
  • ラク家事アドバイザー
  • 冷蔵庫収納&食品保存アドバイザー
  • 防災士(防災食&備蓄アドバイザー)

料理研究家・食品ロス削減アドバイザー。実用的なアイデアが好評で、誰もがマネできるカンタンでたのしいレシピを考案。食材をムダにしないレシピや時短料理が得意。活動は料理だけにとどまらず、ムダを出さない冷蔵庫収納や食品保存のコツを提案。冷蔵庫収納や食品保存アドバイザー、防災士など多彩な肩書を持つ。雑誌やテレビを中心に活躍し、著書は80冊を超える。一般社団法人「食エコ研究所」代表理事でもある。

その他の食材の保存方法

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