料理研究家 島本美由紀先生のおいしく長持ち!食品保存のテクニック料理研究家 島本美由紀先生のおいしく長持ち!食品保存のテクニック

ミニトマト

お弁当やサラダを鮮やかに彩ってくれるミニトマト。一口サイズの小型のトマトで「プチトマト」とも呼ばれています。1年を通して栽培されていますが、6月から9月の夏に旬を迎えます。

実は普通のトマトよりも栄養価が高くて、甘味が強く味も濃厚。抗酸化作用のあるリコピンは、ミニトマトのほうが3倍も多く含まれています。ミニトマトはたくさんの品種があり、赤や黄色、緑や黒色のもの、また形も丸いものだけでなく卵型など様々。

ヘタは濃い緑色でピンと張ったもの。実は色ムラがなく、ツヤとハリがあるものを!傷や実割れしているものは避けましょう。

冷蔵保存

ミニトマトはヘタの部分に雑菌が繁殖するので、保存する場合はヘタを取る。洗って水けを拭き、乾いたペーパータオルを敷いた保存容器に入れてフタをして、野菜室で保存する。保存期間は1週間。

冷凍保存

ヘタを取って丸ごと冷凍用の保存袋に入れて冷凍する。皮ごと食べられるので、凍ったままシャーベットやスープなどの煮込み料理に使えます。また、冷凍したミニトマトは水さらすだけで皮がツルンときれいにむけるので、見た目や食感をよくしたいソースや煮込み料理に使うと湯むきが不要になるので時短調理につながります。保存期間は1か月。

島本美由紀

  • 料理研究家
  • 食品ロス削減アドバイザー 消費者庁食品ロス削減推進大賞委員長賞受賞
  • ラク家事アドバイザー
  • 冷蔵庫収納&食品保存アドバイザー
  • 防災士(防災食&備蓄アドバイザー)

料理研究家・食品ロス削減アドバイザー。実用的なアイデアが好評で、誰もがマネできるカンタンでたのしいレシピを考案。食材をムダにしないレシピや時短料理が得意。活動は料理だけにとどまらず、ムダを出さない冷蔵庫収納や食品保存のコツを提案。冷蔵庫収納や食品保存アドバイザー、防災士など多彩な肩書を持つ。雑誌やテレビを中心に活躍し、著書は80冊を超える。一般社団法人「食エコ研究所」代表理事でもある。

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