料理研究家 島本美由紀先生のおいしく長持ち!食品保存のテクニック料理研究家 島本美由紀先生のおいしく長持ち!食品保存のテクニック

きのこ(しめじ)の保存

クセのない味と独特の歯ごたえのしめじは、工場で栽培されているので一年を通して安定した価格と品質で手に入る人気の食材。特に秋から冬にかけては炊き込みごはんや鍋料理、汁物などに大活躍。低カロリーで食物繊維やビタミンを豊富に含んでいるので、生活習慣病や風邪の予防、冷え性対策にも役立ちます。

カサが密集していてカサと軸がしっかりとして弾力があるもの。ずっしり重みのあるものを選ぶようにしましょう。全体がやわらかく湿っているものは鮮度が悪くなっているので気を付けましょう。ちなみに天然のほんしめじは、9月~11月が旬になります。

冷蔵保存

水けがついていると傷むのでぺーパータオルでしっかり拭き取るか、根元をつけたままペーパーで包んでから、ポリ袋に入れて野菜室か冷蔵室で保存しましょう。ペーパーで余分な水分を吸収して湿度の調整をし、ポリ袋で庫内の寒さと乾燥から守ってくれます。保存期間は1週間。

冷凍保存

根元を切り落としてほぐし、冷凍用の保存袋に入れて冷凍する。凍ったまま炒め物や煮物、鍋料理などに便使えるので便利。保存期間は1か月。

ちなみにきのこ類は全般的に傷むのが早いので、少量ずつ残ったら合わせてミックス冷凍しておくと便利。凍ったまま取り出せるので、ホイル焼きやハヤシライス、きのこパスタなどに使えます。保存期間は1か月。

島本美由紀

  • 料理研究家
  • 食品ロス削減アドバイザー 消費者庁食品ロス削減推進大賞委員長賞受賞
  • ラク家事アドバイザー
  • 冷蔵庫収納&食品保存アドバイザー
  • 防災士(防災食&備蓄アドバイザー)

料理研究家・食品ロス削減アドバイザー。実用的なアイデアが好評で、誰もがマネできるカンタンでたのしいレシピを考案。食材をムダにしないレシピや時短料理が得意。活動は料理だけにとどまらず、ムダを出さない冷蔵庫収納や食品保存のコツを提案。冷蔵庫収納や食品保存アドバイザー、防災士など多彩な肩書を持つ。雑誌やテレビを中心に活躍し、著書は80冊を超える。一般社団法人「食エコ研究所」代表理事でもある。

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