

鶏もも肉

ジューシーでうまみたっぷりの鶏もも肉は、定番の唐揚げや照り焼きはもちろん煮物などにも大活躍。
夏場は傷みやすいので、保冷剤や氷などと一緒に保冷バッグに入れて、速やかに持ち帰り、なるべく早く冷蔵庫に入れましょう。
ヘタは濃い緑色でピンと張っ購入するときは、肉の色がピンク色で透明感があり、しっかりとした弾力があるもの、パックにドリップが出ていないものを選びましょう。鶏皮の毛穴が盛り上がっているものも新鮮です。
今回は鶏もも肉の保存方法を紹介しますので、まとめ買いなどをされる場合の参考にしてください。
冷蔵保存

当日使うならパックごとすぐにチルド室に入れましょう。チルド室は冷蔵庫の中ではもっとも温度が低く設定されているので、鮮度を最大限保つことができます。
鶏肉は水分が多く傷みやすいので、翌日使うものや残ったものはパックから取り出し、ペーパータオルで水分を拭き取りましょう。酒を軽く振ってポリ袋に入れ、空気を抜いて袋を縛って保存するとおいしく保存ができます。保存期間は消費期限内。
冷凍保存

鶏肉は水分が多く傷みやすいのでペーパータオルで水分を拭き取り、そのまま、もしくはひと口大に切る。肉の表面に薄く塩を振り、1枚ずつ、もしくは使いやすい分量ごとにラップでぴったりと包んでから、冷凍用の保存袋に入れて冷凍します。保存期間は1か月。
ちなみに鶏もも肉の余分な脂肪は、手で引っ張りながらハサミで切り落とすと便利。ハサミならひと口大に切ることもできるので、購入したパックの上でカットすれば、まな板と包丁を使わないので洗い物も減らせます。


島本美由紀
- 料理研究家
- 食品ロス削減アドバイザー 消費者庁食品ロス削減推進大賞委員長賞受賞
- ラク家事アドバイザー
- 冷蔵庫収納&食品保存アドバイザー
- 防災士(防災食&備蓄アドバイザー)
料理研究家・食品ロス削減アドバイザー。実用的なアイデアが好評で、誰もがマネできるカンタンでたのしいレシピを考案。食材をムダにしないレシピや時短料理が得意。活動は料理だけにとどまらず、ムダを出さない冷蔵庫収納や食品保存のコツを提案。冷蔵庫収納や食品保存アドバイザー、防災士など多彩な肩書を持つ。雑誌やテレビを中心に活躍し、著書は80冊を超える。一般社団法人「食エコ研究所」代表理事でもある。
- WEBサイトhttps://shimamotomiyuki.com/
- Youtube島本美由紀のラク家事CH